わがまま農「行」体験記

ひろたまゆみ(北海道B&B協会事務局長)

今年の五月から、本格的な?畑作り(7畝くらいの小さな畑ですが!)に挑戦してから、私の日課は、まず、朝起きて、畑に出て、野菜たちとご対面すること。「元気なさそうだなー」とか、「もう少しで実がなりそうだからがんばって」という感じで、まずは一回りです。しかし、何をどうしたらよいかわからないので、栗山町の㈱環境セラピィ社長の森若さんが開発された植物活性剤「土母」を元気のない苗にあげて、防虫剤「逃避行(木搾酢+ニンニク+土母)」をできるだけ、虫がつく前にこまめに霧吹きするという作業、あとは草取りでと収穫作業です。気温があがってきた最近は、声なき悲鳴をあげながら、ブロッコリーの葉につく3種類くらいの青虫たちとの格闘にエネルギーを消費していますが・・・

こう書くと、けっこうまじめに農業実習していると思われるかも?しれませんが、雨竜の農家の方々は、私のあまりのマイペース農業ぶりに、たぶんあきれていらっしゃるのではと恥ずかしいです。それでもご近所の中井さんや及川さんが、定植をどうしていいのか、どう種を播いたらいいかもわからない私を親切にサポートしてくれて、しかも、「薬を使っていないで、しかも、路地(ハウスではなく)で、よくこれだけ作ったね、実をつけたね」と誉めていただいて、人の力、地の力にほんとうに感謝です。
もちろん、いわゆる市場に出せるほどのものはわずかです。出荷するために、通常の農業では、どれほどの薬を使うことを余儀なくされているのか実感しました。

先日、雨竜町で行われる航空防除(カメ虫対策です)のことが話題にり、「市場にあわせて出すために作物を作るのがほんとうの農業なのか」などど偉そうに私が感じたままにおしゃべりしていたとき、「(薬を)撒きたくて撒いてる農家なんて誰もいないんだ」とぽんと吐き出すように言った地元の方の言葉に、はっと胸をつかれるような気もしました。私のような者が、「農」に関わること、それについて語ることの重みに、一瞬後ろに下がりたくなりますが、同時に、そういう暮らしに一歩を踏み込んだ自分に与えられたかもしれない「使命」のようなものを誇らしく感じ、わくわくする自分もいます。
今後の目標は、虫さんたちとも格闘しないので仲良くすることかな?

今後、農場日記をつけていく予定。関心のある方は北海道B&B協会のホームページ(http://www.bandb.jp)をアクセスしてみてください。そこから、この農場のスポンサーであるSTV「1×8いこうよ」のホームページにもはいれますので、農業に対するみなさんの熱い思いも、是非、STVあてにも番組に対する感想としてお寄せいただければ幸いです。元気な北海道をいっしょにつくりましょう!!